インバウンドを市場とするビジネスの私は、
新型コロナウィルス感染症による自宅での自粛は明けても、
経営環境は全く変化がないというのが正直な感想です。
海外からのゲスト様は“0”が続きます。
でも、何もしていなかったわけではなく、
いろいろと新しいことに取り組んでいました。
BNIメンバーから仕事を回していただきながら。
新しいことに挑戦しました。
おかげ様で、メイン事業の収入が完全に途絶えた4月でしたが、
60万円を越える売上を創ることができました。
主要ビジネスの売上減を補うには、まだまだですが、
外部環境のリスクに耐えうるビジネスモデルを考え、
実行できた良いトライアル期間になっています。
現状では、インバウンドが回復していくとの予断を許しません。
にもかかわらず、この自粛期間中、私が感じていたのは、
考えられること、やりたいこと、実現できる可能性が
いっぱいあることを発見できた「喜び」でした。
決して強がりを言っているのではなく、
絶望よりも「希望」に満ちていました。
経営者にとって、「ピンチはチャンスである」という
言葉を今もかみしめています。
自分の能力を最大限に使い切るために、
今後、何を目指して、何に取り組み、その結果、
どう変化、成長していくのか?決してあきらめない。
耐え抜く強さとはどこから生まれ
自分のカラダに湧いてくるものなのか?
パワーパートナーであるメンバーとはよく話をしました。
彼からも大きなパワーをもらっていたことが良くわかります。
逆風の中も歩みを止めず、前進を渇望する心の在り方。
自分を突き動かす土台にある大切なものを守り抜く決意。
彼との会話の中で、そんな思いを再確認していました。
でも、息抜きも必要です。私はひたすら料理をしていました。
和食、イタリアン、中華。いろんな料理を作りました。
冷蔵庫にある食材を組み合わせておいしいもの、
家族が喜ぶものを創る。冷蔵庫にない食材は外から仕入れる。
料理って、ビジネスそのものです。
自分の中にあるスキルや知識や経験を材料に
付加価値(ビジネス)を作り上げる。
今ないものは、勉強したり、
外に出て経験してみたりして仕入れてくる。
そして、お客様が喜ぶ新しい付加価値をまた作り上げる。
ね、楽しい自粛期間だったって、わかるでしょ?